バルサが“鬼門”の敵地ソシエダ戦で1-1ドロー ボール支配率「47.7%」と今季初めて相手を下回る

2007年以来白星のない敵地アノエタでまたも勝てず2分5敗に…

 バルセロナは27日にレアル・ソシエダと対戦し、1-1の引き分けに終わった。2007年から勝てずにいた敵地アノエタでまたも勝利を逃したうえに、今季初めてボール支配率で対戦相手を下回るなどらしくない姿を露呈している。

 バルセロナは後半8分にソシエダFWウィリアン・ホセのゴールで先制を許したが、同14分にFWリオネル・メッシが豪快に同点ゴールをゲット。だが、その後もソシエダの果敢な攻撃の前に何度か肝を冷やす場面もあったが、これを凌ぎきってなんとか勝ち点1を獲得する格好となった。

 バルセロナにとってレアル・ソシエダの本拠地アノエタは鬼門となっている。スペイン紙「スポルト」によれば、2007年以降、このスタジアムでは勝利なし。リーグ戦6試合、国王杯の1試合で2分5敗という散々な成績となっている。

 さらにデータ会社「オプタ」によれば、この試合のバルセロナのボール支配率は47.7%で、今季初めて対戦相手を下回ることになったという。

 勝ち点27となったバルセロナは、得失点差でセビージャをかわして2位の座をキープしたものの、12月3日に直接対決を控える首位レアル・マドリードとの勝ち点差は6に広がった。本拠地で迎える頂上決戦「エル・クラシコ」を前に、不安を残す結果となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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