女子W杯、日本審判団への信頼感…決勝Tの「オランダ×南アフリカ」を担当 「米×スウェーデン」はCL経験のトップ審判
FIFAが発表
国際サッカー連盟(FIFA)は、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で8月6日の試合を担当する審判団を発表。日本の山下良美レフェリーのチームは、オランダと南アフリカの試合を担当すると発表された。
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山下レフェリーと坊薗真琴、手代木直美の両アシスタントレフェリーのチームは、大会の開幕戦となったニュージーランドとノルウェーの一戦を担当。さらに、グループステージでは前回大会の決勝カードの再現となったE組のアメリカとオランダのゲームも担当していた。
その後、グループ第3戦では山下レフェリーが第4審判、坊薗アシスタントレフェリーは韓国人レフェリーの捌く試合での1試合を担当していた。そして、この決勝トーナメント1回戦ではオランダと南アフリカのゲームを担当する。
また、日本が5日の1回戦でノルウェーを相手に勝利した場合に準々決勝で対戦するチームが決まるスウェーデンとアメリカの対戦は、山下レフェリーを含む昨年のカタールW杯で選出された女性審判員の中で、唯一ピッチで主審を担当したフランスのステファニー・フラッパール氏が担当すると発表された。1回戦の中では屈指の難易度と予想されるゲームだけに、男子のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも主審を担当した女性のトップレフェリーに任せる決断をしたようだ。
決勝トーナメントでのレフェリーチームは、自国のゲームはもちろん対戦相手を決めるゲームも担当できない場合が多い。山下レフェリーのチームがどこまでトーナメントで上のゲームを任せられるかはなでしこジャパン(日本女子代表)の勝ち残りも影響するが、グループステージで担当した試合を見ても大きな信頼を受けているチームの1つなのは間違いなさそうだ。