「やはり好きだったのか」 日本欠場のネイマール、韓国でフル出場2G1Aに現地メディア注目「真摯に向き合った」
全北現代戦に先発フル出場のネイマールが2ゴール1アシストの活躍を披露
フランス1部パリ・サンジェルマンは8月3日、プレシーズンマッチで全北現代と対戦し、3-0の快勝を収めた。日本ツアーでは全3試合で不出場だったブラジル代表FWネイマールだったが、全北現代戦では一転してフル出場を果たし、2ゴール1アシストの活躍を披露した。韓国メディアは、「ネイマールはやはり韓国好きだったのか。日本ツアーの3試合では1分も出場しなかったが、韓国では先発出場し、試合に多大な影響をもたらした」と取り上げている。
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PSGは日本ツアーで、7月25日にアル・ナスル戦(0-0)、7月28日にセレッソ大阪戦(2-3)、8月1日にインテル戦(1-2)の3試合を消化したが、負傷明けのネイマールはいずれも不出場に終わっていた。インテル戦が行われた来場者数5万139人の国立競技場では、後半からスタンドでネイマールコールが沸き起こり、背中を押したものの、アップすら行うことはなかった。
そこから韓国へと移動し、日本ツアー最終戦から2日後に行われた全北現代戦では、一転して先発に名を連ねることに。すると、キレのあるプレーを披露し、前半40分に華麗なフェイントから先制点を奪取。後半38分にも裏への抜け出しから2得点目を決め、同41分には意表を突くヒールパスからFWマルコ・アセンシオの追加点をお膳立てし、2ゴール1アシストと全3得点を演出するパフォーマンスで勝利の立役者となった。
日本ツアーでは一切の出場が叶わなかったなかで、2日後の試合ではフル出場を果たしたネイマールに、韓国メディアも反応。韓国メディア「hankooki.com」は、「ネイマールはやはり韓国好きだったのか。日本ツアーの3試合では1分も出場しなかったが、韓国では先発出場し、試合に多大な影響をもたらした」と取り上げ、「昨年6月にブラジル代表で韓国を訪れた時も、立派なファンサービスに加え、試合にも真面目に取り組んでいたネイマールは、韓国でファンを量産していた。PSGで最高のスターは、この日も韓国で真摯に向き合った」と説明している。
また、韓国メディア「nate」も、「実際は、ネイマールの全北現代戦出場は難しいと考えられていた。日本で開催された3試合では、全ての出場を見送っていたためだ。ところが、韓国に到着すると状況が一変した。2日のトレーニング後の記者会見で、ルイス・エンリケ監督がネイマール出場の可能性をほのめかし、3日の先発発表ではネイマールが名を連ねていた」と綴っている。日本ではコンディション不良による不出場に仕方なしという声も出ていたが、わずか2日後に行われた韓国での試合でいきなりフル出場の2ゴール1アシストとなると、少々印象が変わってくるかもしれない。