なでしこ主将が「鬼軍曹」 トレーニングにヒートアップ、厳しすぎる一面に反響「いいキャプテン」「顔がガチ」
宮澤への鼓舞が徐々にヒートアップ
なでしこジャパン(日本女子代表)は、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)でグループリーグ3連勝を飾り、首位通過で決勝トーナメント進出を決めた。そんななか、日本サッカー協会(JFA)公式TikTokでは現地でのトレーニングの様子を公開。主将を務めるDF熊谷紗希の厳しすぎるトレーニングが注目を集めている。
熊谷は浦和レッズレディース所属時の2011年に女子ワールドカップ(W杯)の優勝に主力のセンターバックとして貢献。大会後にドイツのフランクフルトに移籍すると、2シーズンをプレーした後に女子最高峰のクラブとも呼ばれるフランスのリヨンへ移籍。UEFA女子チャンピオンズリーグ(CL)の5回優勝など21年までプレーすると、ドイツのバイエルン・ミュンヘン女子チームでプレーし、6月にはイタリアのASローマ女子チームに移籍した。
今大会でもグループリーグでフルタイム出場し、3戦無失点の守備の要として活躍している熊谷。JFA公式TikTokでは、「なでしこブートキャンプ」と題して、MF宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)への厳しすぎる一面が公開されている。
腕立てトレーニングをする宮澤に対し、熊谷が「いけ、早くいけ!」と鼓舞し、回数をカウント。宮澤への鼓舞は徐々にヒートアップし、「止まるな、やれやれ!」「10(回)まではいけ!」「休んでる場合じゃない!」と、厳しすぎる“鬼軍曹”の一面を見せた。
宮澤も最後まで腕立てトレーニングをやりきり、「よし、よし!」と拍手で労い、主将としての厳しさを見せつつ、23歳のなでしこ戦士に言葉をかけた。
コメント欄では「キャプテン、厳しすぎん??笑」「これぞ優勝を知っているキャプテン」「鬼軍曹」「顔がガチ」「いいキャプテン」など、コメントが寄せられた。
今大会、グループリーグでは優勝候補スペインを撃破するなど、3戦11得点無失点で1位突破を決めたなでしこジャパン。躍進の裏には、いくつもの大舞台を経験し、飴と鞭を使い分ける主将の存在が大きいのかもしれない。