サウスゲイト氏のイングランド代表監督就任が正式決定へ 暫定政権4試合での指揮を評価
4試合を指揮して2勝2分 30日のFAでの会合で正式承認か
イングランド代表はスキャンダルが発覚したサム・アラダイス前監督を就任からわずか67日間で解任し、U-21代表を指揮していたギャレス・サウスゲイト氏を暫定監督としていたが、正式にA代表監督へ昇格することが決定的になったという。英紙「デイリー・メール」が報じている。
イングランドサッカー協会(FA)は、暫定監督として4試合指揮して2勝2分の成績を残し、15日の国際親善試合では強豪スペインに引き分けた手腕を高く評価。今月30日に開かれるFA内での会合で正式な承認をした上で、正式監督に就任することを発表する見込みになったという。
マンチェスター・シティでプレミアリーグ制覇の経験を持つ元インテル監督のロベルト・マンチーニ氏なども後任候補として名前が挙がったが、ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選でアラダイス氏の指揮下で1勝した後に2勝1分の成績を残し、勝ち点10でグループ首位に立っている状況からも、継続性を重視する結論に至ったという。
サウスゲイト氏の手腕に関しては、主将のFWウェイン・ルーニーが「彼がポールポジションであるべきだ」と発言するなど、選手サイドからも高い評価が語られていた。イングランドが復権を狙うロシアW杯は、サウスゲイト氏の舵取りの下で戦っていくことになりそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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