「J1クロス数ランキングTOP20」 1位と2位は広島最強コンビ! 3位は磐田のベテラン、柏や鳥栖も奮闘
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▼選手編
[パス数TOP20] [クロス数TOP20] [ドリブル数TOP20] [空中戦数TOP20] [タックル数TOP20] [失点誘発ミス数TOP20] [ペナルティーエリアへのパス数TOP20] [守備チャレンジ数TOP20] [ゴール関与数TOP20]
▼チーム編
トップ20の中で最も成功率が高かったのは鳥栖のキム・ミヌ
今季のJ1リーグ戦が終了したなか、「Instat」社のデータを基に「クロス数ランキングTOP20」を発表する。
1位は広島のサイド攻撃を支えるクロアチア人MFのミキッチだ。今年1月に36歳となり来日8シーズン目を戦い抜き、右サイドから数多くのクロスを供給。その豊富な運動量は健在で、果敢な突破からチャンスを演出した。
2位も同じく広島の柏好文で、無尽蔵のスタミナを生かしてサイドからボールを供給し続け日本人トップに輝いた。3位は磐田在籍が通算で10年を数える太田吉彰。その走力は衰え知らずで、トップ10の中では最も高い成功率を誇る。
今季のクロス数が100本を超えたのはわずか9人で、ミキッチと柏の広島コンビ、伊東純也とクリスティアーノの柏コンビ、藤田優人と吉田豊の鳥栖コンビが揃って食い込んだ。
トップ20の中で最も成功率が高かったのは、今季限りで鳥栖から退団する韓国人レフティーのキム・ミヌだ。20位にぎりぎり滑り込んだ形だが、その成功率は42%とキック精度の高さを物語っており、その左足がチームの武器であったことが窺える。また20人の内訳を見ると、広島、鳥栖、名古屋から3人ずつがランクインしており、チームスタイルを反映する形となった。
※「Instat」社は、世界中のプロリーグの試合をカバーし、毎週1000試合以上のデータを生成。各選手のパフォーマンスを独自の基準で算出している。