躍進のミラン、リーグ2位の11-12シーズンを上回る勝ち点ペース 指揮官「もっと向上できる」と自信 

26日の敵地エンポリ戦はラパドゥーラの2得点、スソの1得点2アシストなどで大勝

 ACミランは26日の敵地エンポリ戦で、FWジャンルカ・ラパドゥーラの2得点とMFスソの1得点2アシストという活躍で4-1と大勝した。ミランは15試合で勝ち点29を積み上げている。今季開幕前の大型補強に失敗したミランだが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が手腕を発揮。リーグ2位の2011年シーズンよりも早いペースで勝ち点を積み重ねている。

 前半15分にミランが先手を取った。カウンターからDFイニャツィオ・アバーテのパスを受けたスソが右サイドから完璧なクロス。フリーのラパドゥーラはゴール右隅に先制点を押し込んだ。

 その直後に追いつかれたが、後半16分に再びスソが魅せる。アバーテからのクロスに左足でダイレクトシュート。ゴール左隅に決勝点を突き刺した。19分にはジャコモ・ボナベントゥーラが個人技の突破から相手のオウンゴールを誘発。同33分にはスソが左足で絶妙なスルーパスを披露し、これに反応したラパドゥーラが追加点を決めた。

 モンテッラ監督はフィオレンティーナ時代の愛弟子、マティ・フェルナンデスをミラン初先発で送り出したが、前半10分で故障交代を余儀なくされる緊急事態に陥った。それでも、若き戦略家は動きの悪いチームをハーフタイムに一喝し、快勝劇へ導いた。

「95分持続性を持ってプレーできるようにしなければならない。我々の唯一の目標は常に向上すること。試合でも練習でも。試合に持続性を持てば、もっと向上できる」

 

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