トッテナム、ルカクに週給5500万円の1年間レンタルをオファーへ ポステコグルー新監督が獲得を希望
ルカクはインテル移籍の交渉が打ち切り
イングランド1部トッテナムは、イングランド代表FWハリー・ケインの去就問題が過熱している。新シーズンからチームを率いるアンジェ・ポステコグルー監督はケイン退団に備え、チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクを代役として希望しているという。英メディア「Football Transfer」が報じている。
来夏で契約満了を迎えるケインは現在、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンへの移籍が取り沙汰されている。トッテナムのダニエル・レヴィ会長はケイン売却の要求額を1億ポンド(約183億円)に設定していることから交渉はなかなか進展していない様子だが、移籍の可能性が消滅したわけではない。ケインの退団が決まれば、代役FWの獲得は必須となる。
ケインの代役について、記事では「新契約を結ぶ前はセルティックのスターである古橋亨梧もポステコグルーが獲得を狙っていた」と、日本代表FWも候補だったとしたうえで、現在はチェルシーを構想外となっているルカクがオーストラリア人指揮官の希望だと伝えている。
トッテナムがルカクの獲得に用意できる条件はチェルシーでの待遇を下回る週給30万ポンド(約5500万円)で、買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍でのオファーになるという。
ルカクはインテル移籍に向けて交渉を行っていたが、同時にユベントスとも交渉していたことでインテルの怒りを買い、交渉が打ち切られたと報じられている。ミラノへの復帰の可能性が低くなったなか、同じロンドン内での移籍は有力な選択肢となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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