W杯スペイン戦快勝のなでしこ、中国が「技術や戦術体系の明確さ」に注目 「うらやましすぎる」
昨年の男子カタールW杯に続き、女子も今大会でスペインに勝利
女子サッカーは現在、オーストラリアとニュージーランド共催でワールドカップ(W杯)が開催されている。なでしこジャパン(日本女子代表)は7月31日に行われたW杯グループリーグ最終戦でスペインを4-0で下し、大会3連勝でグループ1位通過を決めた。昨年の男子W杯に続いて日本がスペインを破ったことになり、中国ファンもさまざまな反応を示している。
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中国版X(ツイッター)「微博(Weibo)」でフォロワー47万人を誇るジャーナリストの媒体人寒冰(メイティレンハンビン)氏は、「スタメンを少し変更して強豪スペインに大勝した。4点ともカウンターからの得点であり、技術や戦術体系が明確になっている」と評価した。
フォロワー105万人の紅黒飛魚(ホンヘイフェイユー)氏は「日本のスペイン戦におけるボール支配率は23%、これは2011年以降の女子W杯の勝利チームでは最も低い支配率。奇しくも2022年の男子W杯で日本がスペインを2-1で破った試合での支配率18%は1966年以降男子W杯の勝利チームでは最も低い支配率だった」と、男女ともに低い支配率でスペインを破った点に言及。「カウンターを高い確率でゴールに結び付ける驚異的な攻撃効率。教科書のようなカウンターだ」と絶賛した。
今後の展望について、フォロワー40万人の敖铭(アオミン)氏は「このあと、日本は決勝トーナメント1回戦でノルウェー、勝ち上がればスウェーデンと対戦する可能性が高い。テクニック派の日本にとって、体格で勝る北欧勢との対戦が正念場になる」との見方を示した。
そのほかにも「8か月以内に男女ともにスペインを破った。うらやましすぎる」など、多くの中国人サッカーファンがスペインを男女ともに破った日本をうらやんでいた。