女子W杯、E組アメリカ2位通過が決定 準々決勝でなでしこジャパンと対戦の可能性も
1日にグループステージE組の試合が終了
なでしこジャパン(日本女子代表)が出場中の、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)は8月1日にグループステージE組の試合が終了。日本は準々決勝でアメリカと戦う可能性が浮上した。
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日本は前日までに3連勝でC組を首位通過している。今大会は2か国での共催とあり、ニュージーランドにおける準決勝までのトーナメントはA、C、E、G組のそれぞれ2位以内のチームだけが対戦する。一方のオーストラリアでは、B、D、F、H組の通過チームで準決勝までが行われることになる。すでに日本の決勝トーナメント1回戦はA組で2位のノルウェーと対戦することが決まっている。
そして、この日はE組の試合が行われた。2試合を終えて1勝1分で並ぶアメリカとオランダの首位争いが注目される中、オランダはベトナムを相手に前半だけ5得点のゴールラッシュを見せた。一方でアメリカはポルトガルと対戦すると、試合終盤まで両チーム無得点で進んだ。オランダは最終的に7-0の大勝を飾り、アメリカは後半アディショナルタイムにゴールポスト直撃のシュートを許すなど冷や汗ものの展開で0-0の引き分けとなった。
この結果、E組はオランダが1位通過、アメリカが2位通過となった。そのためアメリカは、スウェーデンになることが極めて濃厚なG組首位通過チームと決勝トーナメント1回戦を戦い、この対戦の勝者が日本とノルウェーの勝者と準々決勝で対戦する。
一方のオランダはイタリアまたは南アフリカになることが濃厚なG組2位通過チームと決勝トーナメント1回戦を戦い、スイスとスペインの勝者と準々決勝を戦う。そして、この2つの準々決勝の勝者が準決勝を行うため、日本がそこまで勝ち残った場合はスイス、スペイン、オランダ、G組の2位通過チームのいずれかと決勝の切符を争うことになる。
アメリカはFIFAランキング1位の優勝候補であり、スウェーデンは同3位かつ日本と準決勝までに対戦する可能性のあるチームではアメリカに次ぐランキングのチーム。日本は2011年ドイツ大会以来となる優勝までの道のりを見据えれば、両者が決勝トーナメント1回戦で潰しあうのは朗報かもしれない。しかし、準々決勝突破が高いハードルになるのは確実になりそうだ。