セビージャ監督が清武の移籍報道を牽制? 「チームで重要な立場にいる」と信頼明かす
バレンシア戦の後半から出場し、2-1勝利を導く先制点の起点になる
セビージャは現地時間26日のリーガ第13節バレンシア戦に臨み、2-1で勝利して暫定2位に浮上した。日本代表MF清武弘嗣は後半から出場して先制点の起点となったが、試合後にホルヘ・サンパオリ監督は「このチームで重要な立場にいる」と話した。セビージャ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
清武はこの日、元フランス代表MFサミル・ナスリが負傷でベンチ外となったこともあり、後半からピッチに投入された。リーガではアシストをマークした第4節エイバル戦(1-1)以来の出場となったが、後半8分にハーフライン右から最終ライン裏を狙ったロングパスを送ると、MFビトロが拾ってクロスを送る。これをバレンシアDFがクリアしきれず、オウンゴールを誘発した。
ただ清武は、2-1となった後半アディショナルタイムにボールロストから相手に直接FKを与えて、GKセルヒオ・リコのビッグセーブに救われる場面もあった。チームも不調のバレンシア相手になんとか勝利する薄氷の展開だったが、それでもサンパオリ監督は「ユベントス戦の後ながら、勝とうとする意思の強さを持っていた。チームの姿勢を評価したい。最後のリコのセーブは偉大なものだった」と、守護神を筆頭に勝ち点3を獲得したチームを称えた。
そのなかでアルゼンチン人指揮官は、清武の起用についても触れている。
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