浦和へ新加入MF中島翔哉がJ復帰を決めた理由 「日本でプレーすると数か月前まで思っていなかった」
オンラインでの加入会見に出席
J1浦和レッズの新加入MF中島翔哉は8月1日、オンラインでの加入会見に出席した。
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中島は2017年夏に海を渡り、ポルティモネンセ、アル・ドゥハイル、FCポルト、アル・アイン、ポルティモネンセと中東のクラブでプレーしてきた。22年夏にポルトガル1部FCポルトからアンタルスポルに完全移籍したが、契約が1年残っていたなかで7月4日に双方合意の下で契約を解除。退団に至っている。
そうしたなか、7月25日に浦和が完全移籍での加入合意を発表。背番号は「10」になった。
会見に出席した中島は「このチームに加入できてすごく嬉しい」と笑顔。約6年ぶりにJリーグへ復帰したなか「自分自身も日本でプレーするとは数か月前まで思っていなかった。いろいろな話の中で、ここに来てプレーできれば成長につながると思った。それがこのチームのためになればと思う。どこでサッカーをしていても常に成長できればと思う。国はあまり関係ない。練習中は久しぶりの日本語でとても楽。楽しんでいる」と浦和への移籍を決断したという。
また「欧州に残る選択肢もあった」というが、「日本に帰るならこのチームでしかプレーすることしか考えていなかった」と、ハイライト動画を見たりするなかで浦和への気持ちが高まったことを明かした。
中島は日本でプレーしていた時、日本代表でも「サッカーを楽しむ」をモットーに発信し続けてきた。そのなかで、浦和のサポーターはJリーグ屈指の迫力や勝利へのこだわりを持つが「僕も勝つのが好き。勝つためにいいプレーをしたい思いは、持っている。本当に楽しくプレーできている。好き勝手やるとかではなく、心から楽しんでいる時に楽しめている。そういうプレーができれば浦和レッズの勝利に貢献できると思う」と、白星を追い求めていく覚悟を示した。