今冬のセビージャ復帰が噂されるミランFWがスタンド観戦 清武“玉突き移籍”の可能性が浮上
負傷でメンバー外となったバッカが、古巣セビージャの試合を観戦
セビージャは現地時間26日のリーガ第13節バレンシア戦に臨み、2-1で勝利して暫定2位に浮上した。日本代表MF清武弘嗣はこの日後半から途中出場して先制点の起点となったが、この試合には来年1月に補強の可能性が浮上しているACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカがスタンド観戦していたことが明らかになった。
「私はバッカがセビージャの試合にいたことを知っている。私とクラブの許可を得ている。今日はオフなので、彼のしたいようにすればいい。試合を楽しんでくれるといいね。問題ではない。選手も時にオフが必要だ」
モンテッラ監督は敵地エンポリ戦で、4-1と勝利を挙げた後の記者会見でこう語った。右太ももの故障でメンバー外となったバッカが、セビージャの本拠地サンチェス・ピスファンでバレンシア戦を観戦していたことを認めた。バッカにとってセビージャは、2014-15シーズンまで2年間プレーしていた古巣。だが、それ以上の意味があった。
スペイン地元紙「マルカ」は、セビージャが1月の移籍市場で前線の陣容強化に向けてバッカ獲得を画策しているとレポート。バッカはEU外選手のため、迎え入れるには現状の3枠を整理する必要がある。そこで、清武が放出される玉突き移籍の可能性が指摘されていた。
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