なでしこ田中美南、W杯GL最終戦の個人技弾を海外称賛 「スペインにとって嫌な思い出がまた1つ増えた」
後半40分、ドリブルで持ち込んで自らフィニッシュ
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月31日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終戦でスペインと対戦して4-0と圧倒した。ダメ押しの一撃となったFW田中美南のゴールを受け、スポーツチャンネル「TUDN」は「スペインにとって嫌な思い出がまた1つ増えた!」と取り上げている。
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グループリーグ2連勝ですでに決勝トーナメントへの進出を決めていた日本とスペイン。直接対決となった最終戦ではポゼッション率65%とボールを保持したスペインを、前半のうちに日本が見事なカウンターアタックの3得点で苦しめた。
後半に入り、途中出場となった田中は持ち前の個人技を披露。同40分に右サイド自陣のスローインから縦でボールを受けた田中は、ライン際で上手く相手と身体を入れ替え突破する。一気にスピードに乗り中央へ斜めのコースでドリブルすると、対峙したDFイレーネ・パレデスを右足シザースで翻弄して左足を振り抜いた。
放った一撃はGKも届かないゴール左上の際どいコースに決まり、田中は天を見上げ喜びを露わにしている。
スポーツチャンネル「TUDN」は、「スペインにとって嫌な思い出がまた1つ増えた! 田中がリードを4点に広げた」と、スペインにとってダメ押しの一撃になったことを伝えている。
グループリーグ初戦のザンビア戦では、2度ネットを揺らすもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入で取り消しに。3度目のネットインでやっと得点が認められるという悔しい場面もあった。スペイン戦で誰もが納得のゴラッソを決めた田中は、限られた時間の中で強烈なインパクトを放って見せた。