高校サッカー総体、青森山田が3回戦敗退の波乱 高知は岡山学芸館にPK戦大激闘の末に勝利
ベスト8が決定
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)は、7月31日に北海道で男子サッカーの3回戦が行われ、ベスト8が決定。プレミアEASTで首位を走る青森山田(青森)が敗退する波乱があった。
青森山田は明秀日立(茨城)と対戦。0-0のまま試合が推移してこのままPK戦へと突入しようかという後半アディショナルタイム、明秀日立は途中出場のFW根岸隼が決勝ゴールを奪って1-0の勝利を収めた。1回戦でプレミアWEST首位の静岡学園(静岡)を下していた明秀日立は、東西の強豪を下してのベスト8入りとなった。
昨年度の全国高校サッカー選手権を制した岡山学芸館(岡山)は高知(高知)と対戦すると0-0でPK戦へ。そのスコア14-13という1巡目で決着しなかったほどの大激闘は、高知が3回戦突破を決めた。
30回目の出場となる市立船橋(千葉)は地元の旭川実業(北海道1)に2-0の勝利。2回戦までの試合で合計13得点の尚志(福島)は前橋育英(群馬)に1-0で競り勝った。ほかにも接戦の多い熱戦が繰り広げられた。
インターハイはこれでベスト8が出揃い、8月1日は中日で試合なし。2日に準々決勝が行われ、3日に準決勝、4日に決勝戦と厳しい連戦が続いていく。
<3回戦の結果>
前橋育英(群馬)0-1尚志(福島)
帝京大可児(岐阜)1-3桐光学園(神奈川1)
矢板中央(栃木)0-0(PK:9-8)高川学園(山口)
国見(長崎)2-0金光大阪(大阪1)
米子北(鳥取)1-3日大藤沢(神奈川2)
旭川実業(北海道1)0-2市立船橋(千葉)
岡山学芸館(岡山)0-0(PK:13-14)高知(高知)
明秀日立(茨城)1-0青森山田(青森)