マンU新加入GKが「マグワイアらを叱責」 不甲斐ない守備に激怒…現地脚光「ファンの心を掴んだ」
新加入GKオナナがドルトムントとの親善試合で後半から出場
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間7月30日、ドイツ1部ボルシア・ドルトムントとの親善試合に2-3で敗れた。先制したものの逆転を許したユナイテッドにファンも嘆いたなか、試合中に新加入GKが見せたあるワンシーンに脚光が集まっているという。英メディア「スポーツ・バイブル」が伝えた。
ドルトムントとの一戦で、前半24分にDFディオゴ・ダロトのゴールで先制したユナイテッド。しかし前半の終了間際、同43分と44分に立て続けに失点し逆転を許してしまう。後半7分にFWアントニーのゴールで一時同点に追い付いたものの、再度失点を許し2-3の敗戦となっている。
「スポーツ・バイブル」では、「ブランドン・ウィリアムズとヴィクトル・リンデロフによる守備のミスで、完全に崩壊してしまった」と言い放ち、失点シーンについてファンの嘆きの声を紹介。「ウィリアムズを2023年になっても雇っているのか?」「リンデロフが常にセカンドチョイスのDFである1つの理由」「大失敗の原因だ」と厳しい指摘を受けている。
一方で、注目を集めたのはイタリア1部インテルから加入した元カメルーン代表GKアンドレ・オナナのリアクションだった。ドルトムント戦で後半から出場したオナナは、後半開始早々に見事なセーブを見せる。その直後、「明らかに自チームの守備に不満を抱いている様子ですぐに立ち上がり、ハリー・マグワイアらのところへ駆け寄って、彼を叱責した」という。
記事でも「このセーブの直後の行動こそが、ユナイテッド・ファンの心を掴んだのだ」とオナナのシーンをピックアップ。SNS上で「アンドレ・オナナが大好きだ」「ディフェンスに向かって叫ぶオナナの大ファンになった」といった声を紹介し、敗戦のなかでもポジティブな要素を取り上げていた。