スペイン女子監督、日本に4失点大敗の2位通過に言及 「責任があるとすれば私」
ビルダ監督は黒星の現実を受け止めつつ、「ミスを修正しないといけない」と前を向く
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月31日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終節スペイン戦で4-0と快勝。なでしこジャパンがグループ首位で決勝トーナメント進出を決めた一方、敗れて2位となったスペインのホルヘ・ビルダ監督は、「責任があるとしたら私」と振り返った。スペイン紙「AS」が伝えている。
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グループ首位で最終節に臨んだFIFAランキング6位のスペインだったが、同ランクで11位の日本に0-4と完敗。序盤に日本を押し込んだもののシュートを決められず、逆に日本に次々と得点される形になり、ここ6試合で失点さえなかったなかでまさかの大敗となった。
MFアイタナ・ボンマティは「結果がすべてを物語っている。この試合は日本のほうが良かった。私たちが彼女たちの低い位置のブロックを攻め崩せなかったのに対し、対照的に彼女たちは私たちをカウンターで仕留めてきた」と試合を振り返り、「私たちはベスト8の試合で次のチャンスがある。この試合から学んで、ミスを修正しないといけない。成長するためには、こうした経験も必要になる」と、前を向いた。
また、ビルダ監督は「日本は私たちに対して、良い守備を見せた。私たちは十分にタスクをこなせなかったが、そのことに責任のある人がいるとすれば、ここにいる私だ。この負けを振り返り、明日には再び立ち上がらないといけない。スイス戦にはすべての力を持って臨む。このチームには、自信を持っているんだ」と、大敗から立ち直れることに自信を見せた。
グループリーグ最終戦で大勝した日本と大敗したスペイン。決勝トーナメントでは、どのような戦いぶりを見せることになるだろうか。