宮澤が相手GKとの1対1を冷静に決めた

　なでしこジャパン（日本女子代表）は7月31日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ（W杯）のグループリーグ最終戦でスペインと対戦。強敵相手に素早い攻撃での先制弾に、ファンも「完全に覚醒してる」「なでしこ強えええ」と驚きの声をあげている。

　グループリーグでザンビアに5-0、第2戦でコスタリカに2-0で勝利。2連勝となりすでに決勝トーナメントへの進出を決めた日本。同じく2勝を挙げたスペインとの最終戦で、突破の順位が変動する。

　W杯では3大会目の出場と、急成長を遂げるスペイン相手に日本は押される展開に。それでも前半12分、主将のDF熊谷紗希が左サイドに開いたMF遠藤純にボールをつけると、遠藤は相手の最終ライン背後に絶妙なスルーパス。ここにFW植木理子とMF宮澤ひなたが反応し、ボールをコントロールした宮澤が相手GKとの1対1を冷静に決めた。

　この素早い攻撃で先制したシーンにSNSでファンも反応。「足速すぎない？」「完全に覚醒してる」「スルーパスやっば」「いくぞ首位通過」「なでしこ強えええ」と驚きの声があがった。

　宮澤はこれで大会3得点目。試合を有利にした日本は、前半29分に追加点を挙げて2点をリードしている。