なでしこジャパン、女子W杯優勝候補のスペイン戦スタメン発表 猶本、熊谷ら先発…1トップは植木か
すでに突破を決めている日本はグループリーグ3戦目でスペインと対戦
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月31日にオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終戦でスペインと対戦する。スタメンには主将のDF熊谷紗希ら3試合連続先発の選手がいる一方で、多くの選手にチャンスを与える形になった。
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日本は大会初戦でザンビアに5-0、第2戦でコスタリカに2-0で勝利して2連勝。同じく連勝したスペインと2チームそろって決勝トーナメント進出を決めている。両者の対戦は勝利した方が首位通過し、引き分けた場合は得失点差で上回るスペインが1位となる。
そのゲームに池田太監督は主将のDF熊谷紗希、GK山下杏也加、MF清水梨紗、DF南萌華を3試合連続スタメンのピッチに送り込んだ。一方で、最前線にはFW植木理子が入り、シャドーには初戦2ゴールのMF宮澤ひなたと第2戦で先制ゴールのMF猶本光が並ぶなど組み合わせをミックスしている。ダブルボランチもMF長野風花とMF林穂之香のコンビになり、MF長谷川唯はベンチスタートになった。
また、昨年11月の代表活動中に右膝前十字靭帯損傷の大きなケガをしたものの、大会直前に復帰したDF高橋はなが今大会初スタメンのピッチに立つ。
決勝トーナメントの1回戦で対戦するA組はすでに突破チームが決まっているため、日本が首位通過すればノルウェー、2位通過すればスイスとの対戦が決まる。まずは優勝候補スペインに対し、内容を重視した戦いで決勝トーナメントへ向けた手応えをつかみたいところだ。
日本のスタメンは以下のとおり。
GK
山下杏也加
DF
南萌華
熊谷紗希
高橋はな
MF
清水梨紗
長野風花
林穂之香
遠藤純
宮澤ひなた
猶本光
FW
植木理子