リバプールの新加入MFが「大胆な試み」 “ゴラッソ未遂”の攻防が500万超の反響「なんてセーブ」
レスター戦の後半、ソボスライが「大胆な試み」
イングランド1部リバプールは7月30日、シンガポール国立競技場で同2部レスター・シティと親善試合を行い4-0の快勝を収めた。新シーズンへ弾みをつけたなか、新加入MFの“ゴラッソ未遂”が注目を集めている。
昨季のプレミアリーグを5位で終え、6シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したリバプール。FAカップやリーグ杯、CLでも早々に敗退するなど不本意な1年を過ごした名門にとって、間もなく始まる新シーズンでは復権を強く印象付けたいところだ。
そんなリバプールは現在、アジアでのプレシーズンマッチを通して新シーズンへ準備を進めている。30日のレスター戦では前半をFWダルウィン・ヌニェスらのゴールによって3点リードで折り返すと、フィールドプレーヤー全員を変更した後半にも17歳のFWベン・ドークが追加点を挙げて4-0と快勝した。そして、この後半では新加入のハンガリー代表MFドミニク・ソボスライとレスターGKが痺れる攻防を展開した。
それは後半序盤にレスターが細かなパス交換で攻撃の組み立てを行っていた場面。プレスをかけたソボスライがセンターサークル内でボールを奪うと、そこから一気にゴールを狙った。鮮やかな放物線は枠を的確に捉えるも、相手GKマッツ・ハーマンセンが体を投げだし“ダイビングヘッド”でクリア。間一髪でゴールを許さなかった。
ソボスライにとっては悔しい“ゴラッソ未遂”となったものの、リバプールの公式X(ツイッター)はこの瞬間に注目。「ソボスライの大胆な試み」とメッセージを添えて動画を投稿すると、瞬く間に話題になり公開から1日で再生回数は500万回を超えた。そして、コメント欄には「なんてセーブだ」「ソボスライも良かったけど…偉大なセーブ」「プレッシングに感動」「シャビ・アロンソを思い出した」など、2人の攻防に興奮の声が多数寄せられている。
惜しくもリバプール移籍後初ゴールがお預けとなったソボスライ。次こそ華麗な閃きで豪快な得点を挙げてくれるだろうか。