「スカイ・スポーツ」ドイツ版が選出

　今夏にフランクフルトを退団した日本代表MF鎌田大地は所属クラブが決まらないまま8月を迎えようとしている。去就が注目されるなかで、英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版の「フリーエージェント・ベストイレブン」に名を連ねた。

　鎌田は今年6月いっぱいでの契約満了をもってフランクフルトを退団した。イタリア1部ACミラン加入が濃厚と見られていたが、幹部の電撃交代により交渉は破談に。その後も欧州各国のさまざまなクラブから関心が伝えられていたものの、未だに新天地は決まっていない。

　フランクフルトのヨーロッパリーグ優勝に貢献するなど実績十分の鎌田は移籍市場の注目株であることは間違いない。その証拠に「スカイ・スポーツ」ドイツ版は「ダイチ・カマダ、ダビド・デ・ヘア、セルヒオ・ラモス。フリーエージェント・ベストイレブン」と鎌田の名前を特筆したうえで未だ無所属の選手だけでベストイレブンを組んでいる。

　11人の顔ぶれは実力者の名前がずらりと並ぶ。ゴールマウスにデ・ヘア。最終ラインはマンチェスター・ユナイテッド下部組織出身のDFアクセル・トゥアンゼベ、スペインのレジェンドであるDFセルヒオ・ラモス、コロンビア代表DFジェリー・ミナの3人となっている。

　そして中盤は鎌田、MFロス・バークリー、リバプールを退団したアレックス・オックスレイド=チェンバレン、ウォルバーハンプトンと契約満了を迎えたアダマ・トラオレの4人となった。

　そして最前線はレアル・マドリードを退団して現役引退も取り沙汰されるベルギー代表FWエデン・アザール、チリ代表歴代最多出場記録を持つFWアレクシス・サンチェス、そしてトッテナムを退団したブラジル代表FWルーカス・モウラとなった。

　シーズン開幕が目前に迫っているが、彼らの新天地は一体どこになるのだろうか。