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天才ロイスの復活で香川が押し出された… フランクフルト戦で屈辱のメンバー外に
タレント揃いのチームで苦境、長谷部は4試合連続でDF先発予定
ドルトムントはブンデスリーガ第12節の敵地フランクフルトの先発メンバーを発表。日本代表MF香川真司は22日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のレギア・ワルシャワ戦(8−4)で2得点1アシストと活躍したが、中3日で迎えた一戦で登録メンバー18人から外れた。
ドルトムントのスタメンはGKヴァイデンフェラーが入り、最終ラインは右からDFピスチェク、ソクラティス、ギンター、シュメルツァーの4人。中盤はアンカーにMFヴァイグル、その前に右からMFカストロ、ゲッツェ、シュールレが並び、FWオーバメヤンとラモスが2トップを組む4−1−3−2システムになりそうだ。
一方、フランクフルトの日本代表MF長谷部誠がスタメン入りを果たした。4試合連続となるセンターバックでの出場が予想されている。
香川は登録メンバー18人から落選となった。ボランチと攻撃的MFはデンベレ、ロイス、ローデ、プリシッチの4選手がベンチ入り。故障から長期離脱から復帰してCLレギア戦で今季初出場を果たすも、2得点と活躍したロイスの復活で香川はメンバーから押し出された形となった。
リーグ戦では今季3度目のメンバー外で3試合連続の出番なしが決まった。CLで復調の兆しを見せ、試合前日会見ではトーマス・トゥヘル監督から「重要な選手。プランに完全に入っている」と断言していた。
香川自身も衛星放送「ユーロスポーツ」によると、「僕は先発で出られるように戦うつもり。プレーするために全力を尽くす。諦めて移籍するつもりはない」とドルトムント残留を明言したが、足首の故障も抱えながら、依然として熾烈なポジション争いで苦戦が続いている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images