マタにセビージャが興味 マンUは今冬の放出に難色も来夏は前向きに検討?

 

マンUで定位置を確保できていないマタ

 マンチェスター・ユナイテッドの元スペイン代表MFフアン・マタに、セビージャ移籍の可能性が浮上していることが明らかとなった。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 昨シーズン途中、3750万ポンド(約70億円)の移籍金でオールド・トラッフォードへとやってきたマタだが、ルイス・ファン・ハール監督のもとで定位置を確保できていない。その状況を見てセビージャが今冬に獲得に乗り出す姿勢を示しているとのことだ。

 マンU側は来年1月の放出に対しては難色を示しているが、来夏に関しては補強資金の調達により、売却を前向きに検討する構えだという。

 ファン・ハール監督はかねてからローマのオランダ代表MFケビン・ストロートマンの獲得を熱望しているが、3500万ポンド(約65億円)の違約金が必要とされるオランダ代表時代の愛弟子をマンチェスターへと連れてくるには来夏まで待たなければ難しいようだ。

 ストロートマンの獲得は、チーム内の人員整理に着手することを意味する。その放出対象となるのがマタである可能性が高いという。2013年度にはチェルシーでプレミアリーグにおいて最も活躍した選手に送られるPFA年間最優秀選手賞にノミネートされたキャリアを持っているが、このままイングランドを去ることになるのだろうか。マタにとって、来年は勝負の年となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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