クラシコ敗戦のレアル、スペイン代表DFが“ムバッペ質問”を一蹴 「マドリードにいる選手について話している」
“エル・クラシコ”は3-0でバルセロナに軍配
プレシーズンのツアーでスペイン1部レアル・マドリードとバルセロナのライバル同士が対戦。アメリカの地で行われた“エル・クラシコ”は、3-0でバルセロナに軍配が上がった。試合後のコメントで、レアル行きの可能性も報じられるフランス代表FWキリアン・ムバッペについて聞かれたスペイン代表DFが不満をあらわにしている。
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夏のアメリカで、現地時間7月29日に行われた“エル・クラシコ”。前半15分にバルセロナFWウスマン・デンベレが先制ゴールを挙げると、後半40分、アディショナルタイムにもバルセロナが追加点を加えて3-0の勝利を手にしている。
一方、ライバルに無得点で敗れたレアル。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、試合後にカルロ・アンチェロッティ監督は「結果は手痛いが、重要なことではない。良い試合だったし、ポジティブなこともたくさんあった」と、敗戦のなかでもプレシーズンの手応えも説明している。
スペイン代表DFダニエル・カルバハルも試合について「結論はかなりポジティブだ。我々は新しいシステムに適応している。最終的には、ゴール前での精度があまり高くなかった」と前向きな意見を述べていた。
ただ、報道陣からレアル行きの噂が騒がれるムバッペについて質問が飛ぶと「今は我々の内部にいる選手について話しているんだ。ムバッペやほかの選手について話しているのではない。マドリードにいる選手について話しているだけだ」と一蹴した。
“エル・クラシコ”では決定力にも課題を残したレアル。点取り屋の元フランス代表FWカリム・ベンゼマはサウジアラビア1部アル・イテハドに完全移籍した。最前線でスピードのあるムバッペの去就にも注目が集まるが、クラブはどう修正していくだろうか。