バイエルンのトゥヘル監督、新加入の韓国代表DFを称賛も…“攻撃参加”には一言「少々やり過ぎだと…」

「左サイドを上がった場面か?」と険しい表情を見せる
ドイツ1部バイエルンは、7月29日に行われた国際親善試合でJ1の川崎フロンターレに1-0で勝利した。この試合でイタリア1部ナポリから加入したばかりの韓国代表DFキム・ミンジェが先発出場したが、トーマス・トゥヘル監督には気になるポイントもあったようだ。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
ナポリをイタリア王者に導き、わずか1年で移籍金5000万ユーロ(約78億円)のアジア人史上最高額でバイエルンに加入したキム・ミンジェは、堅い守備に加えて、迫力のあるオーバーラップを見せて、チームの攻撃に厚みをもたらしていた。
試合後、最初の質問で韓国代表DFのパフォーマンスについて、シーズン中にも今日と同じようなプレーが見られるかと問われたトゥヘル監督。険しい表情とともに攻撃参加した場面を「左サイドを上がった場面か? 一度見せたあのプレーは少々やり過ぎだと思う。私たちが目指しているプレーというわけではない」と、英語で説明した。
それでも、高額な移籍金で加入したキム・ミンジェのデビュー戦は、前向きな印象を得ていたようだ。「それでも彼のパフォーマンスには嬉しく思うし、良い試合をしたと思う。試合は初めてだったが、練習から全力を尽くしている。全員が疲れているため、フィジカル面では十分ではなかった。また、言葉の面でも意思疎通ができないため、周りが彼にやってほしいことを伝えることはできなかったが、それでも彼は良くやったと思う」と、評価した。
イタリアで評価を高め、世界屈指の強豪クラブへ移籍したキム・ミンジェ。ナポリに33年ぶりのリーグ優勝をもたらしたDFは、ドイツの名門でどれだけのタイトルをキャリアに加えることとなるだろうか。