ここでインパクトを残せなければ移籍話の加速も… 背水の清武、次節バレンシア戦でメンバー入り

 

清武は今季リーグ戦3試合のみの出場 この一戦がターニングポイントになるか

 セビージャは現地時間26日に行われるリーガ・エスパニョーラ第13節の本拠地バレンシア戦に向けて、ベンチ入りメンバー18人を発表した。現地で去就が注目されている日本代表MF清武弘嗣はメンバー入りしている。

 セビージャは攻撃的MFでレギュラーの座を手中にした元フランス代表MFサミル・ナスリが左太もも裏を負傷。前節デポルティボ戦、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのユベントス戦を欠場。そして、次節のバレンシア戦でもベンチから外れることが決まった。

 その状況で清武は元ブラジル代表MFガンソらとともに18人のベンチメンバーに登録されている。ここまでの清武は、リーガで1ゴール1アシストを記録した開幕戦のエスパニョール戦、第2節ビジャレアル戦、そして第4節エイバル戦と、リーグ戦3試合のみしか出場機会を得られていない。

 セビージャは現在、EUパスポート外枠でACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカの再獲得を画策。清武は3人のEU外枠からはじき出されそうな苦境に陥っており、同じリーガのデポルティボ・ラコルーニャが関心を寄せていると報じられている。

 スタメンか途中出場、あるいは出番なしかはホルヘ・サンパオリ監督の一存ながら、ここでインパクトを残せなければ、移籍話が一気に加速しかねない。背水の清武にとって、この一戦がキャリアのターニングポイントになるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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