清武、“外国人枠”の影響でデポルティボ移籍も スペイン紙「キヨタケ、パスポート問題」と報道

現在セビージャのEU外国籍は3人 バッカが加われば清武がはじき出される可能性も…

 来年1月の冬の移籍市場に向けて移籍話が現地でささやかれているセビージャの日本代表MF清武弘嗣だが、クラブの補強策によって外国人枠からはじき出されるのではと、スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 清武は元フランス代表MFサミル・ナスリの好調ぶりを受けて、ここまでリーガで3試合出場にとどまっている。同紙では「徐々にチームへ慣れつつあるものの、ナスリやガンソに取って代わることができない」と、ホルヘ・サンパオリ監督からの信頼を得られていない現状が記されている。

 そして、クラブは前線の強化を目論んでいると見られ、ターゲットとしてかつてセビージャに所属し、現在ACミラン所属のコロンビア代表FWカルロス・バッカに狙いを定めているという。

 ここで問題となるのが、外国人枠の問題だ。セビージャはブラジル人のガンソとマリアーノ、そして清武の3人がEU外の国籍となっている。そこにバッカが加わるとなると、リーガの規定であるEU外の外国人枠3人から1人溢れてしまう状況となる。

 現状、最も出番に恵まれていないのは清武ということもあり、同紙は「キヨタケ、パスポート問題」との見出しで苦しい立場に置かれていると伝えた。デポルティボ・ラコルーニャが関心を持っていると噂されるなど、年明けの移籍市場解禁まで清武の移籍話はスペインで絶えることはなさそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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