マンCグリーリッシュがミックスゾーンで見せた“神対応”「カイル!」 お笑いコンビ歓喜の人柄の良さ
マンCはバイエルンに2-1で勝利 試合後に垣間見えたグリーリッシュの人柄
イングランド1部マンチェスター・シティは7月26日、プレシーズンマッチでドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと対戦し、2-1で勝利した。国立競技場での試合で2戦2勝と順調な仕上がりを示して日本を去ることになるが、試合後のミックスゾーンでイングランド代表MFジャック・グリーリッシュが微笑ましい“神対応”を見せた。
シティは昨季、FAカップ、プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグで優勝を達成。三冠王者はプレシーズンツアーで来日し、23日には横浜F・マリノスと対戦して5-3で勝利を収めていた。ブンデスリーガ王者のバイエルンとは昨季のCL準々決勝以来の顔合わせとなったが、国立競技場での一戦でもシティが2-1でバイエルンに競り勝った。
試合後、記者陣はミックスゾーンで待機していた中、この日キックオフ直前にゲストとして登場していたお笑いコンビのミキも、通路際でシティのユニフォームを掲げる姿があった。支度を終えた選手たちがロッカールームから続々と出てくるものの、メンバーの大半が記者陣、そしてミキの前を颯爽と通り過ぎていく。
そんな中、ミックスゾーンで神対応を見せたのがグリーリッシュだった。ミキの2人がお茶目なダンスで選手の気を引く姿を目にすると、それに応戦するようにグリーリッシュもノリの良いダンスを披露。そのままミキの元へと歩み寄っていき握手を交わすと、掲げられていたユニフォームにサインを書くサービスを施していた。
大喜びするミキの2人を横目にDFカイル・ウォーカーが足早に通過しようとするのを見つけると、グリーリッシュは「カイル!」と呼び止め、ユニフォームにサインをしてあげるよう促す気遣いまで見せていた。その隙を突くように、多くの英国記者がグリーリッシュを囲んで質問を投げかけていたが、それもグリーリッシュは丁寧に時間をかけて対応。シティで背番号「10」を背負うイングランド代表MFの人柄の良さを、ミックスゾーンで垣間見ることができた。