2戦合計12万人超を動員 マンCフォーデンが日本に感謝 「あれだけの応援を受けるのはまたとない気分」
マンCはバイエルンに2-1で勝利 日本ツアーで2戦2勝
イングランド1部マンチェスター・シティは7月26日、国立競技場でのプレシーズンマッチでドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと対戦。途中出場したイングランド代表MFフィル・フォーデンは、日本で行われた2試合で合計12万人超の観客を動員したことについて、「あれだけの応援を受けてプレーするのはまたとない気分」と感謝の意を示した。
昨季三冠を達成したマンチェスター・シティは7月23日にJ1横浜F・マリノスと対戦。エースのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが途中出場から2得点を奪う活躍を披露し、5-3で勝利を収めた。ブンデスリーガ王者バイエルンとの対戦は、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝以来となるが、その際は合計スコア4-1でシティに軍配が上がっていた。
国立競技場で行われた一戦でも、3-2-4-1システムでポゼッションを高めるシティと、ボールを奪ってから速攻カウンターを仕掛けるバイエルンの構図に。前半21分、ペナルティーエリア右の突破から、相手GKの弾いたボールをMFジェームズ・マカティーが押し込んで先制し、前半を1-0で折り返した。
後半からは両チームともに大幅にメンバーを入れ替えて臨むと、後半36分にペナルティーエリアの突破から、最終的にはこぼれ球をFWマティス・テルが詰めて同点弾を奪ったが、直後の同39分にDFアイメリック・ラポルテがネットを揺らし、再びシティが勝ち越し。試合はそのまま2-1で終了した。
ミックスゾーンではフォーデンが取材に応じ、「暑くて非常に疲れたので、困難な試合だった。それでもクオリティーの高いバイエルンに対していい結果を出せて嬉しい。チームとしてもフィットネスを整えるように尽力した」と試合を振り返った。
この日の来場者数はJリーグ主催試合における最多入場者数記録を更新する6万5049人。横浜FM戦と合わせて12万人を超える観客を国立競技場に動員したが、「日本のみなさんは優しく、ぜひまた来たい。大観衆の前で、あれだけの応援を受けてプレーするのはまたとない気分」と感謝の意を示した。シティは今後韓国に移動し、スペイン1部アトレティコ・マドリードとプレシーズンマッチを行う。