マンCが“デザイン”されたセットプレー! CKからバイエルン守備陣を崩す…6万5000人超の観客を沸かしたプレーに脚光
試合終盤にセットプレーから勝ち越し弾
昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者であるイングランド1部マンチェスター・シティは、7月26日に国立競技場でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと対戦した。1-1で迎えた後半42分にデザインされたセットプレーを見せてバイエルンの守備を崩し、勝ち越しゴールを挙げた。
前半にMFジェームズ・マカティーのゴールで先制したシティだったが、後半にシティが8人、バイエルンが11人全員を入れ替えたこともあり、試合は停滞する。それでも後半36分にバイエルンは、FWマティス・テルが同点ゴールを挙げた。
追い付かれたシティも後半41分、右コーナーキック(CK)を獲得するとショートコーナーからバイエルンの守備を崩していく。縦パスに抜け出したFWフィル・フォーデンのシュートはブロックされたが、こぼれ球をDFアイメリック・ラポルテが押し込んでシティが勝ち越し。平日ながら6万5049人を集めたスタジアムを大いに沸かせた。
プレシーズンマッチながら、精度の高いセットプレーからの崩しを見せたシティ。昨シーズン、悲願の欧州初制覇を成し遂げたジョゼップ・グアルディオラ監督の率いるチームは、今シーズンも質の高いプレーで楽しませてくれそうだ。