「三笘と並ぶ有望な若手タレント」 日本代表FW上田、スペイン1部セビージャも興味か…「獲得は簡単ではない」と現地報道

昨季ベルギーでゴールを量産した上田綺世【写真:Getty Images】
昨季ベルギーでゴールを量産した上田綺世【写真:Getty Images】

フェイエノールトやスポルティングの名前が挙がるなか、セビージャも浮上

 ベルギー1部セルクル・ブルージュに所属する日本代表FW上田綺世の獲得へ、スペインのクラブも動き出したようだ。スペイン1部セビージャが、上田の獲得へ関心を寄せていると現地メディアが報じている。

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 昨年7月にJ1鹿島アントラーズからセルクル・ブルージュへ移籍した上田は、初年度のシーズンで得点ランキング2位の22ゴール(40試合出場)と躍動。ストライカーとしての存在感を高めた。オフシーズンの注目株の1人となっている。

 上田を巡っては、オランダ1部フェイエノールトやポルトガル1部スポルティングなどの複数クラブが興味を示しているとされてきた。さらにスペインのセビージャも、ベルギーで得点を量産した上田を注視しているという。

 セビージャの専門メディア「La Colina de Nervión」は、チームで最も変化の大きいのが最前線FWであり、このポジションの有力候補の1人として上田の名前が挙がっている。

 記事では、昨季22ゴールの成績を残した上田を「三笘薫と並んで日本で最も有望な若手タレントの1人として頭角を現している」と好評価。「ベルギーリーグのレベルはスペインサッカーより低いが、彼の数字は昨シーズンのセビージャFCのどのストライカーをも上回っている」と期待を寄せている。

 ただ、同メディアは、「ネルビオネンセス(セビージャの呼称)は日本人ストライカーの獲得を目指し、スポルティングやフェイエノールトと対峙している」とライバルも多いことを伝えつつ、「上田の獲得は簡単な作戦ではない」とセビージャが厳しい立場であることも指摘した。多数のクラブから獲得を望まれる上田は、最終的にどんな選択をするだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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