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サウジからの“巨額オファー”を拒否 お金に目が眩まなかったプレミア戦士5人を英選出
ソン・フンミンやブルーノ・フェルナンデスらにサウジアラビアが触手
スター選手のサウジアラビア移籍が今夏の一大トレンドになっている。フランス代表FWカリム・ベンゼマやフランス代表MFエンゴロ・カンテ(ともにアル・イテハド)、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(アル・アハリ)といったスター選手が続々と中東へ渡るなか、英紙「デイリー・ミラー」はサウジ行きを断ったプレミアリーグのスター5人を特集している。
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1人目はトッテナム韓国代表FWソン・フンミン。アル・イテハドからの関心が伝えられたが、21-22シーズンのプレミア得点王は「もちろんお金は大事だが、僕はプレミアリーグでのプレーを夢見ていた。まだやり残したことがたくさんある」と語り、スパーズ残留を選んだ。
2人目はマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス。同胞FWクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルでプレーしておりが、フェルナンデスは少なくとも今夏に2つのクラブからのアプローチを断り、ユナイテッドに残った。今季からイングランド代表DFハリー・マグワイアに代わって、キャプテンを務める。
3人目はチェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカク。チェルシーでは構想外となっているなかで、アル・ヒラルからオファーを受けたが、本人はサウジ行きに関心を持っておらず、イタリアへの復帰を希望している。なお、昨季も期限付き移籍していたインテルへの復帰が噂されていたルカクだが、裏でユベントスとも交渉をしていたことがインテルの怒りを買い、移籍は消滅。去就は依然として不透明な状況となっている。
4人目は今夏にレバークーゼンからアストン・ビラに加入したフランス代表FWムサ・ディアビ。昨季のブンデスリーガで9得点を挙げた24歳はサウジアラビアのクラブのターゲットになっていたなかで、移籍金4000万ユーロ(約63億円)でプレミアリーグへの移籍を決めた。
5人目はフルハムのマルコ・シウバ監督。サウジアラビアが狙うのは大物選手だけでなく、監督も含まれる。イングランド代表のレジェンドであるスティーブン・ジェラードはアル・イテファクの監督に就任したが、シウバ監督はアル・ヒラルからの高額オファーがあったことを認め、そのうえでそれを断っていたことを明かしていた。