“ヤングなでしこ”が3発快勝でU-20W杯4強進出! 高倉監督「全員で一番高いところに上りたい」
準々決勝でも攻撃陣が躍動し、ブラジルに3-1と勝利
“ヤングなでしこ”の愛称を持つU-20日本女子代表が、鮮やかな攻撃サッカーを見せつけた。パプアニューギニアで開催されているU-20女子ワールドカップ(W杯)で24日、日本は準々決勝でブラジルと対戦すると3-1と快勝を収め、ベスト4進出を決めた。
グループリーグを首位通過し、3試合で10得点を挙げたヤングなでしこは、この日も前半から攻撃的にゲームを進めた。ブラジルに攻撃の糸口をつかませないほどにゲームを制圧したが、ゴールだけが遠かった。2度にわたるFW籾木結花(日テレ)の直接FKも、惜しくもゴールの枠を外れた。
このままスコアレスでハーフタイム突入かと思われた前半アディショナルタイム、MF長谷川唯(日テレ)のスルーパスでペナルティーエリア内左サイドに侵入した籾木が中央に折り返すと、FW上野真美(愛媛)の後ろに走り込んだMF守屋都弥(INAC)が押し込み、貴重な先制点を挙げた。
大会初ゴールとなった守屋は、「サイドで張って待てという指示があり、その通りにしていたらこぼれ球が来て決められた。ゴールを貪欲に狙おうと思っていた」と振り返った。完全にブラジル守備陣を崩した鮮やかなゴールで1-0とリードしてハーフタイムに突入した。
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