ハーランド、日本で稼いだ賞金額に海外皮肉「必要ない!」 1億円超え週給と比較「ファンはショック」
横浜FM戦でMOMに選定、賞金額に英注目
イングランド1部マンチェスター・シティは、7月23日に国立競技場で行われたJ1横浜F・マリノスとの親善試合を5-3で制した。ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが2得点と躍動したなか、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)として贈られた賞金額に英メディアが注目している。
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昨季3冠(プレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ)を達成したシティのプレシーズン初戦として注目を集めた一戦では、横浜FMが前半27分にFWアンデルソン・ロペス、同37分にDF松原健がそれぞれゴールを決めて、2点のリードを奪う展開となった。
シティは十分なトレーニングを積めていなかったこともあり出鼻をくじかれてしまったものの、前半41分にDFジョン・ストーンズが1点を返すと、2分後には相手GKのミスを突いてFWフリアン・アルバレスが同点ゴールを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
後半からGKを除くフィールドプレーヤー10人を総入れ替えしたシティは本領発揮。ここで千両役者となったのがハーランドだった。まずは後半頭からピッチに立ちわずか7分後、FWフィル・フォーデンからパスを受けると、シュート体勢に持ち込み左足で逆転ゴールを決めた。
さらに両チーム1点ずつ加えて迎えた後半アディショナルタイムには、DFジョアン・カンセロから送られた右クロスに対し、ゴールファーサイドで反応。GKとDFの間を抜けてきたボールを難なく押し込んで、プレシーズン初戦で2得点といきなり躍動した。
ハーランドはこの試合のMOMに選定され、試合後には賞金額が記されたボードを手に記念撮影。この姿がネット上で拡散されると、思わぬところに脚光が当てられた。英メディア「スポーツ・バイブル」はハーランドに送られた賞金額に「ファンはショックを受けている」と伝えている。
MOMの賞金額として贈られたのは、日本円で100万円。スター軍団のシティで昨季リーグ戦36得点を挙げ得点王に輝いたハーランドは週給90万ポンド(約1億6300万円)近く稼ぐと言われており、来シーズンは100万ポンド(約1億8000万円)に達すると予想されている。
サッカー界屈指の高給取りであるハーランドへの賞金額に対して、海外ファンからは皮肉な反応が上がったようだ。記事ではその詳細が伝えられ「彼にとってはお小遣いに過ぎない」「報酬はバケツの一滴にすぎない!」「彼は2時間でそれを稼ぐ」「その100万円は彼に絶対必要ない!」との声がSNS上に寄せられたという。
「スポーツ・バイブル」は「普通の人々にとっては、90分間のサッカーに見合った報酬である。しかし、ハーランドにとっては大海の一滴に過ぎない」と指摘。プレシーズン初戦できっちり結果を残したハーランドへの“ご褒美”に思わぬ反響が寄せられていた。