TBSテレビで実況担当の齋藤アナを横浜FMサポーターが激励

　J1横浜F・マリノスとイングランド1部マンチェスター・シティが対戦したJリーグワールドチャレンジ2023が7月23日、国立競技場で行われ、シティが5-3で勝利した。熱戦に注目が集まった一方、ピッチ外では横浜FMサポーターから掲げられたある横断幕が話題となった。

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　昨季3冠（プレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ）を達成したシティのプレシーズン初戦として注目を集めた一戦では、横浜FMが前半27分にFWアンデルソン・ロペス、同37分にDF松原健がそれぞれゴールを決めて、2点のリードを奪う展開となった。

　シティは十分なトレーニングを積めていなかったこともあり、低調なスタートだったものの前半41分にDFジョン・ストーンズが1点を返すと、2分後には相手GKのミスを突いてFWフリアン・アルバレスが同点ゴールを叩き込み、試合を振り出しに戻した。

　後半からGKを除くフィールドプレーヤー10人を総入れ替えしたシティは本領発揮。FWアーリング・ブラウト・ハーランドの2ゴールなどで最終的に5-3で勝利し、Jリーグが主催する国立競技場で開催された試合の中で、最多入場者数となる6万1618人の観衆を集めた一戦は、合計8ゴールが生まれる熱戦となった。

　一方、ピッチ外では横浜FMサポーターが集ったスタンドに掲げられた横断幕が話題に。「実況頑張れ 慎太郎」と書かれたメッセージは、TBSテレビで中継された試合の実況を担当した齋藤慎太郎アナウンサーに向けられたもの。齋藤アナは高校時代、横浜FMユースに所属したことで知られており、サポーターから激励の言葉が送られた。

　このメッセージを受け、齋藤アナは自身のツイッターを更新。実際にスタンドに掲げられた横断幕画像を添え「国立競技場からこんな写真をいただきました。有り難すぎて、嬉しすぎて言葉になりません。本当にありがとうございます 力になりました！！」と感謝の言葉を綴っている。

　この横断幕はSNS上で注目され、「TBSサッカー」公式ツイッターも「マリノスサポーターの皆様 素敵な垂れ幕をありがとうございます」と反応。横浜FMサポーターにより掲げられた“粋な横断幕”が反響を呼んでいた。