アーセナルDFがまさかの“空振り”で失点 英紙注目「コントロールしようとしたところを完全に失敗」
ブラジル人DFガブリエウのクリアミスから失点を招く
イングランド1部アーセナルは現地時間7月22日、同1部マンチェスターユナイテッドとプレシーズンマッチで対戦し0-2で敗れた。日本代表DF冨安健洋も先発となった試合で、2失点目を招いたブラジル人DFのミスに英紙「ザ・サン」も反応している。
アーセナルはイングランド代表MFデクラン・ライス、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、ドイツ代表MFカイ・ハフェルツと夏の新戦力3人がスタメンに名を連ねたが、先制点を奪ったのはユナイテッド主将の一撃だった。
前半30分、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが左足で放ったミドルシュートが決まりアーセナルは失点を許す。するとその7分後、ハイボールの処理をしようとしたアーセナルDFガブリエウ・マガリャンイスが空振り。後方に流れたボールをユナイテッドのイングランド代表MFジェイドン・サンチョがかっさらい、アーセナルが2失点目を喫した。
アーセナルは新戦力を揃え、冨安も怪我から復帰後の初先発で前半45分間プレーしたなか、0-2の厳しい結果に終わっている。試合の詳細をレポートした「ザ・サン」紙では、「1失点目のアーロン・ラムズデールはこのシュートをもっとうまく弾くべきだったと思っただろうが、その7分後にユナイテッドがリードを2点にしたときのガブリエウ・マガリャエスのミスの比ではなかった」とガブリエウのクリアミスに触れた。
「このブラジル人センターバックは、ハーフライン上でクリアボールを処理する時間はいくらでもあったのだが、コントロールしようとしたところを完全に失敗してしまったのだ」
試合を通して同紙は「ミケル・アルテタ監督は、アーセナルのスター選手たちが若返ったユナイテッドにプレシーズンの手痛いレッスンを受け、多くのことを考えさせられた」とアーセナルを評価。ここから新シーズン開幕までに修正点を炙り出し、アーセナルは最高のスタートを切ることができるだろうか。