「嘘だろ?」 チェルシーFWムドリク、敵2人置き去りの驚愕“25m爆速ドリブル”話題「非常識だ」
ブライトンとの親善試合を実施、後半のワンプレーに熱視線
イングランド1部チェルシーは現地時間7月22日、プレシーズンツアーとして訪れているアメリカで同国1部ブライトンとの親善試合を実施し、4-3で勝利した。加入2年目のウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが1ゴールと躍動したなか、驚異的なスピードで相手を置き去りにしたドリブルシーンが注目を集めている。
マウリシオ・ポチェッティーノ新監督を迎えたチェルシーは、プレシーズンツアーとしてアメリカを訪問中。同国で5試合の親善試合が予定され、19日に行われたレクサムFC(英5部)との一戦では5-0と勝利したなか、22日には日本代表MF三笘薫が所属するブライトンとの一戦を迎えた。
前半13分、セットプレーの流れから先制を許したチェルシーだったが、その6分後に新戦力のMFクリストファー・エンクンクが同点ゴールを奪取した。後半20分にはムドリクが味方との華麗な連係から逆転ゴールをマークすると、MFコナー・ギャラガー、新戦力FWニコラス・ジャクソンが加点。ブライトンに2点を返されたが4-3で競り勝った。
打ち合いとなったこの一戦で、とりわけ注目を浴びたのが後半頭から出場したムドリクのワンプレーだった。後半44分、敵陣左サイドのタッチライン際でボールを受けると、一瞬の動きで対峙した1人目をかわす。さらにその直後、右足でボールを大きく前に蹴り出して加速したムドリクは、さらにもう1人を抜き去りゴールライン際からクロスを送った。
チャンスには結び付かなかったものの、およそ25メートルの距離を驚異的なスピードで駆け抜けたワンシーンはSNS上で話題に。華麗な連係とテクニカルなプレーが光った得点シーンもさることながら、この場面も大きな反響を呼び、海外ファンからは「クレイジー」「非常識だ」「嘘だろ?」などと驚きのコメントが相次いで寄せられた。