マンUブルーノが「キャプテンの座を自ら祝福」 アーセナル戦での躍動を英称賛「火付け役となった」
マグワイアから主将を引き継ぐ
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間7月22日、同1部アーセナルとプレーシーズンマッチで対戦し、2-0で勝利した。この試合でMFブルーノ・フェルナンデスが先制ゴールを決めたなか、「キャプテンの座を自ら祝福」「手本となるようなプレー」など、称賛の声が上がっている。
ブルーノは2020年1月、ポルトガル1部スポルティングから完全移籍で加入すると、すぐさまスタメンの座を確保。ユナイテッドではこれまで公式戦185試合に出場し、64ゴール54アシストをマーク。20日にはDFハリー・マグワイアに代わり、キャプテンを務めることが発表され、アーセナル戦が新キャプテンとしての初試合となった。
試合は30分、GKトム・ヒートンのロングボールをMFコビー・メイヌーが右サイドでボールを収めると、並走したブルーノにボールを預ける。ブルーノはそのまま中央に切れ込み、左足でシュートを放つと、GKアーロン・ラムズデールの腕をはじきながらゴールネットを揺らし、ユナイテッドが先制に成功した。
その後、同37分にはDFガブリエウ・マガリャンイスのミスからMFジェイドン・サンチョが豪快なゴールを決めてユナイテッドが2点リード。試合はそのまま2-0で終了し、その後ペナルティーキック(PK)戦が行われ、ユナイテッドが5-3で勝利した。
そんななか、英紙「ザ・サン」では、「キャプテンの座を自ら祝福」とブルーノの活躍を伝えると、英紙「デイリー・メール」では、「手本となるようなプレーを見せ、赤い悪魔が必要としていた火付け役となった」と、称賛した。
ユナイテッドは今夏の移籍市場でMFメイソン・マウント、GKアンドレ・オナナといった実力者を獲得。新たな顔ぶれに注目が集まるなか、新主将になったブルーノも負けじと存在感を放っている。