女子W杯の初戦で田中が3点目をアシスト

　日本女子代表「なでしこジャパン」は7月22日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ（W杯）グループC初戦でザンビアと対戦し、MF宮澤ひなたの2ゴール、FW田中美南、MF遠藤純、FW植木理子のゴールで5-0発進となった。そんななか、田中がゴールライン際から押し返した3点目のアシストシーンが話題となっており、FIFA公式も注目した。

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　日本は前半43分、MF藤野あおばのクロスを宮澤が合わせて先制。さらに後半10分には遠藤のクロスを田中が押し込みリードを広げると、同17分に宮澤が2点目、同26分にMF長谷川唯のラストパスに抜け出した遠藤が左足シュートを叩きこんで4点を重ねると、終了間際には植木がPKを決めて快勝した。幸先良いスタートとなったなかで、SNS上では宮澤が決めた3点目のシーンが話題になっている。

　この場面では、田中が右サイドの敵陣深くのゴールライン付近からクロスを供給。相手GKカトリーヌ・ムソンダが飛び出してきたものの、ゴール前に走り込んだ宮澤の下へボールが届き、そのままゴールへ流し込んだ。田中のクロスはゴールラインぎりぎりの位置からのもので、昨年のカタールW杯・日本対スペイン戦（2-1）でMF三笘薫がMF田中碧の決勝ゴールを演出した「三笘の1ミリ」を彷彿とさせた。

　そんななか、このシーンにFIFAワールドカップ公式ツイッターが注目。なでしこジャパンと森保ジャパンの2シーンを縦に並べて「タッチライン際のプレーを見事に再現」と投稿した。これにはファンからも「日本人は最後の1mmまで諦めない」「これも技術」「日本の1ミリですかね」「練習の賜物」と、反響が寄せられていた。