ドルトムント香川が相棒復活を祝福 2得点より「マルコへのアシストが嬉しかった」

2得点1アシストを記録したCLレギア戦翌日に、ブログで心境を告白

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、22日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)レギア・ワルシャワ戦で2得点1アシストを記録し、8-4の打ち合いを制する立役者となった。今季は定位置争いで遅れを取るなど苦境に立たされているが、「マルコへのアシストの方が嬉しかった」と負傷に苦しむチームメートを気遣い、復活を祝福している。

 今季の香川は、ライバルたちの活躍に押される形で出場機会を減らした。日本代表でもベンチ降格を味わうなど、かつてないほどの不振に喘いでいる。出番なしに終わった19日のバイエルン戦(1-0)後には、ブログで「僕は天才ではない」と悲壮感を漂わせていたが、「壁を乗り越える」と意気込んで臨んだCLの舞台で結果を残した。

 香川はレギア戦の翌日に公式ブログを更新。復調の兆しを見せた一戦について「試合に関して、なかなか数字という意味での結果が出せていなかったので、今回ゴールやアシストを取れた事は良かったと思っています」と振り返った。「ただ、満足するところではないので、昨日の試合は昨日の試合。今日、そしてこれからを考えてまた継続できるように準備をしていきます」と、すぐさま次の戦いへと気持ちを切り替えている。

 そして香川は自身の得点以上に、チームメートの復活を祝福している。

 

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