鎌田大地がアトレティコ初の日本人選手に? 関心再過熱をスペイン紙報道「最もお買い得な選手の1人」
ミランとの交渉停滞を受け、アトレティコが再びオファーか
ドイツ1部フランクフルトを契約満了で退団した日本代表MF鎌田大地は、まだ新天地が決まっていない。以前、噂のあったスペイン1部アトレティコ・マドリードが、再び候補に挙がっているという。
計6シーズンにわたってフランクフルトでプレーした鎌田は、今夏にイタリア1部ACミランへの加入で合意したと伝えられていた。しかし、6月にミランでパオロ・マルディーニTD、フレデリック・マッサーラSDの電撃退任で状況が一変し、鎌田のミラン行きは白紙となった。その後は複数クラブからの関心が伝えられ、現在ではスペイン1部レアル・ソシエダが最有力とも言われている。
そのなかで、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「鎌田が再登場」と見出しを打ち、「ミランとの交渉が決裂し、アトレティコ・マドリードが再び扉を開く」とレポートしている。
「鎌田大地は現在、移籍市場で最もお買い得な選手の1人だ。フランクフルトで優秀な成績を収めた彼はフリーとなり、ロッソネーリ(ミラン)との交渉が決裂した。イタリア人の移籍専門家ニコラス・シラによれば、アトレティコ・マドリードは再びオファーを出したという。今、ボールはアトレティコ・マドリードの手中にあり、鎌田が新シーズンの(ディエゴ・)シメオネ監督のプランに加わるかどうかを見極めなければならない。
鎌田は26歳で攻撃的MFだが、守備的MFとしてもプレーできる。大きな可能性を秘めた選手であり、アトレティコ・マドリードの日本進出を手助けしてくれるだろう。加入が決まれば、アジア人選手として初めて正式にトップチームの一員となる」
果たして、鎌田がスペインの強豪アトレティコの一員となる日が訪れるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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