デポルティボが“救世主”として清武の獲得を画策 スペインメディアも「日本人選手に関心」と報道
1999-2000シーズンにリーガ制覇の古豪 攻撃のタクトを託せる存在として清武を獲得か
セビージャの日本代表MF清武弘嗣は、ホルヘ・サンパオリ監督の下で出場機会に恵まれない日々が続いている。そのなかでかつてリーガの強豪として名を馳せたデポルティボ・ラ・コルーニャが”救世主”として関心を寄せている模様だ。
ラ・コルーニャの現地紙「ラオピニオン・ラ・コルーニャ」は、第12節終了時点で20チーム中17位と降格圏をさまようチームの現状を特集。チームのテコ入れを図るために、今冬の移籍市場で少なくとも2人の選手獲得に動こうとしているという。
そのなかで名前が明記されているのが清武だ。地元ラジオ局「カナル・スール」による「セビージャの日本人選手に関心を示している」との報道を紹介。また同紙は、清武が今月のロシア・ワールドカップアジア最終予選サウジアラビア戦でPKを決めたことなどに触れ、攻撃のタクトを託せる存在だと評している。
デポルティボはかつて1999-2000シーズンにリーガ制覇を果たし、90年代後半から00年代初頭にかけてUEFAチャンピオンズリーグで躍進するなど「スーペル・デポル」として知られた。しかし、ここ近年2部落ちを経験するなど低迷が続いている。
苦境に陥るガリシアの古豪が発信するラブコールに、出番に飢える清武は応えることになるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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