なでしこ池田監督が噛み締めた「W杯初戦の重要性」 奮闘した守備陣を評価「集中力も含めての対応ができた」

日本代表を率いる池田太監督【写真:Getty Images】
日本代表を率いる池田太監督【写真:Getty Images】

初戦でザンビアに5-0で快勝

 なでしこジャパン(日本女子代表)は7月22日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)の大会初戦ザンビア戦に臨み、5-0の勝利を収めた。池田太監督は「初戦の重要性を噛み締めていた」と振り返った。

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 前半に際どいオフサイドでゴールが認められない場面もあったが、攻撃陣がゴールラッシュを見せて大差がつく快勝になった。しかし、直前の国際親善試合でドイツに勝利し、2021年の東京五輪で2試合連続ハットトリックを達成したエースFWバーブラ・バンダを擁する相手に対し、「高い集中力を持って戦ってくれた。この初戦、ザンビアも勢いを持って入ってきた。初戦の重要性を噛み締めていた」と、勝利に安堵の表情だった。

 身体能力、スピードともにトップクラスの相手エースに対し、なでしこジャパンは主将のDF熊谷紗希を中心にDF南萌華、DF石川璃音が脇を固める3バックで対峙。特に自分のサイドにバンダが流れてくる場面の多かった20歳の石川が強さを見せた。指揮官は「いろいろな狙いを持ちながら、相手の変化を見て対応できた部分もあった。前線の選手、スピードある選手への対応と準備、集中力も含めての対応ができた」と、守備陣の奮闘を称えた。

 2か国の共催で行われている大会で、日本はこの初戦はニュージーランド北部のハミルトンで戦った。続く26日のコスタリカ戦を同国南部のダニーデンで戦う日程だけに、池田監督は「また、移動を含むコスタリカ戦になる。しっかり準備したい」と、すぐに次のゲームを見据えていた。

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