W杯白星発進のなでしこジャパン、シュート数「26-0」でザンビア圧倒 相手エースを完全に封殺
シュート26本のうち、ペナルティーエリア内から22本、枠内は10本を記録
なでしこジャパン(日本女子代表)は、7月22日にオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)の大会初戦ザンビア戦に臨み、5-0の快勝。国際サッカー連盟(FIFA)が公開する試合データでも、日本は圧倒的な数値を見せた。
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日本は前半から攻撃的にゲームを進めると、ゴールシーンがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による際どいオフサイド判定で取り消される場面もありながら、前半43分にMF宮澤ひなたのゴールで先制。後半にも次々とゴールを奪った日本は最終的に5-0とリードを広げて試合を終えた。
FIFAが公開したデータによると、日本が放ったシュート数は26本で、そのうち22本はペナルティーエリア内からのシュートとゴール前まで切り込んで放ったものが大半で、トータルの枠内シュートは10本だった。一方のザンビアのシュート数は0本と、2021年に開催された東京五輪で2試合連続ハットトリックも達成した相手のエースFWバーブラ・バンダを完全に封殺する形になった。
また、ボール支配率は50%にとどまったものの、パス成功率は約85%を記録。31本のクロスのうち13本が成功と攻守ともに機能。逆に、相手のクロスは5本に抑え込んだ。
同組では21日にスペインがコスタリカを相手にシュート45本を放って3-0の勝利を収めたが、日本も負けず劣らずのスタッツを残して初戦を飾った。