バルサ強化部長がミラノ・ダービーを視察 スペイン強豪が狙うミランのタレントとは
ミランのデ・シリオに照準と地元メディアが報じる
ACミランの日本代表FW本田圭佑は今夏の移籍市場でバルセロナに売り込みをかけたが、「ノー・グラシアス(いや、結構です)」と一蹴されたことをスペインメディアに暴露されていた。そのバルサの強化責任者が、ミランのある選手の補強に水面下で動いているという。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
バルセロナのロベルト・フェルナンデス強化部長はアシスタントを引き連れ、2-2のドローに終わったミラノ・ダービーをスタンドで視察していたという。目的は左サイドバックで先発したイタリア代表の実力者だった。
「デ・シリオはバルセロナが長い間追跡している選手」と記事ではレポート。バルセロナは来夏の移籍市場でサイドバックの補強策として、バレンシアDFジョアン・カンチェロとミランDFマッティア・デ・シリオの獲得を狙っているという。
デ・シリオのみならず、ミランの右サイドバックで先発したDFイニャツィオ・アバーテもバルセロナの補強リストに入っている一方、フェルナンデス強化部長はインテルFWイバン・ペリシッチ、MFジョフリー・コンドグビアの状況も視察したという。
今夏バルサへ自らを売り込んだ本田だったが、ミラノ・ダービーでも出場機会は訪れず。来年1月の移籍市場での放出話も浮上するなか、視察するバルサ幹部の目の前で戦力外の評価を覆すパフォーマンスを披露することはできなかった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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