前半21分に田中がネットを揺らすもノーゴール

　なでしこジャパン（日本女子代表）は現地時間7月22日、オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ（W杯）の大会初戦ザンビア戦に臨み、FW田中美南が先制点を奪ったかと思われた場面は、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の介入でオフサイドとなった。

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　なでしこジャパンは2011年ドイツ大会で優勝の快挙を成し遂げ、15年アメリカ大会は準優勝。前回の19年フランス大会はベスト16で敗退し、今大会では捲土重来を期している。

　その大会初戦はやや硬さが見られたが、前半21分に右サイドからのフリーキックを得ると中央に送り込んだボールのこぼれ球を田中が蹴り込んだ。貴重な先制点になったかという場面だったが、VARの進言でレフェリーもオンフィールドレビューを行い、キック時点でわずかにオフサイドポジションにいた田中が反則とされてゴールは取り消された。

　幻のゴールとなってしまったが、攻撃的にゲームを展開している日本の先制点が期待される。