日本へのプレシーズンツアーのメンバーから外れた

　去就が注目されているフランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）のキリアン・ムバッペが、日本へのプレシーズンツアーのメンバーから外れた。クラブは慰留を諦め、今夏中の売却を決意したとも報じられている。

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　ムバッペは2024年をもってPSGとの契約満了を迎える。このままではPSGが1年後にムバッペを移籍金ゼロで手放すことになるため、PSGは契約延長オプションの行使を求めてきたが、ムバッペはそれには応じようとはしなかった。PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は24歳のエースに対し、契約延長にサインするか今夏中の退団の2択を迫っていた。

　それでもムバッペは頑なに契約延長のサインに応じないため、PSGはついに決意を固めたようだ。イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はツイッターで「PSGは今日からムバッペの売却を検討している。PSGはキリアン・エムバペが2024年にフリーで去ることを望んでいると感じており、アル・ケライフィ会長が声明を出したにもかかわらず、何のコミュニケーションも取っていない」と伝えた。

　さらに英紙「ガーディアン」もムバッペが来日メンバーから外れたことを受け、「PSGはキリアン・ムバッペを売りに出す」との見出しで報じた。

　PSGは来日し、7月25日にサウジアラビのアル・ナスル、28日にJ1セレッソ大阪と対戦する予定だったが、日本でムバッペの姿を見ることはできなくなった。絶対的エースはこのままPSGを去ることになってしまうのだろうか。