ソシエダMFダビド・シルバ、“電撃引退”を決断か 海外複数メディアが報道…20日に前十字靭帯損傷が判明
19日のトレーニングで途中離脱していた
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバの電撃現役引退が浮上した。クラブは現地時間7月20日、メディカルレポートを発表。左膝の前十字靭帯を損傷していたことが明らかになった。そのなかで、引退を検討していると米大手メディア「The Athletic」など複数が報じた。
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同メディアは「ダビド・シルバ、前十字靭帯損傷でサッカー界から引退へ」と見出しを打ち、「レアル・ソシエダのミッドフィールダー、ダビド・シルバが前十字靱帯損傷(ACL)を患い、現役を引退することになった。2020年夏にソシエダに加入した37歳は、今週初めの練習中に負傷した。この怪我により、元スペイン代表選手は19年間の選手キャリアに終止符を打つことになった」と報道した。
シルバは左膝の痛みを訴え、前日19日のトレーニングから途中離脱。MRI検査の結果、前十字靭帯の損傷が判明した。現時点で離脱期間などは不明で、専門医による詳しい診断結果は来週になる予定とされていた。
シルバはバレンシアのアカデミーで育ち、エイバルでプロデビュー。セルタを経てバレンシアへ復帰後2008年にはカップ戦優勝を経験した。2010年夏にイングランド1部マンチェスター・シティへ移籍。シティでは436試合に出場して77ゴール140アシストを記録し、4度のプレミアリーグ優勝を含む14タイトル獲得に貢献した。
シティで10年プレーした後、スペインに戻ってソシエダでは93試合に出場して7ゴール18アシストをマーク。2022-23シーズンは日本代表MF久保建英との“ホットライン”で攻撃陣を牽引し、チームの10年ぶりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。
スペイン代表としても125試合に出場し35ゴール。2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、08年、12年のEURO(欧州選手権)優勝メンバーとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)