シティDFルベン・ディアスが回想する“なでしこジャパン” 黄金期に「すごい、と驚いた」
マンCがツアーで来日、女子チームの話から過去のなでしこジャパンの話に発展
イングランド1部マンチェスター・シティのポルトガル代表DFルベン・ディアスは7月21日、都内で取材に応じた。20日に女子ワールドカップ(W杯)が開幕したなかで、ディアスは過去に黄金期を築いたなでしこジャパンについて振り返っている。
シティはプレシーズンツアーで来日。日本では、23日に横浜F・マリノス、26日にバイエルン・ミュンヘンとの対戦を控えている。ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドやベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネを筆頭に、サッカー界を代表するトッププレーヤーが20日の夕方から日本入りしているなか、翌日の昼から取材を受ける過密日程の中で、単独で応じたディアスは疲れを見せることなく終始笑顔を見せていた。
そんななか、記者陣から「現在、シティの女子チームに日本のペストプレーヤーが在籍していることを知っていますか?」と、昨季シティへと加入した日本代表MF長谷川唯について尋ねられた際、「大変失礼なことに、そこのところまで僕は情報を把握できていなかったので、次にお目にかかる時は、しっかりお答えできるように準備してくる。女子W杯も注目しておくよ」と申し訳なさそうに回答していた。
しかし、そのまま次の質問へと移行しかけていたなかで、ディアスはおもむろになでしこジャパンについて口を開いた。
「ただ、覚えていることがあるんだ。詳しいことまでは記憶に残っていないが、今から10年ほど前に、初めてなでしこジャパンを目にした時だ。 W杯だったか五輪だったか、その時はすごい、と驚いた、そんな素晴らしいチームだった」
なでしこジャパンは2011年に開催したドイツW杯で初優勝を達成し、翌12年のロンドン五輪、15年のカナダW杯では準優勝の成績を収めるなど、文字通り黄金期を築いた。当時10代半ばだったディアスにとっても、なでしこジャパンが見せた快進撃に強いインパクトを受けていたようだ。