「なんで?」「有り得ない」 WEリーグ王者・浦和L、来季ユニ“販売なし”に疑問の声
新シーズン用のユニフォーム販売予定がないことをアナウンス
女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」で2022-23シーズンを制した三菱重工浦和レッズレディース(浦和L)は、新シーズン用のユニフォーム販売予定がないことをアナウンス。ファン、サポーター向けに提供されない事実に、元なでしこジャパン(日本女子代表)選手も「想像できますか?」と反応するなど、疑問の声が寄せられている。
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浦和LはWEリーグ発足から2シーズン目で強さを見せつけ、リーグ最多の50得点をマークするなど20試合で勝ち点52を積み上げて初優勝を飾った。その主力選手の中から現在、オーストラリアとニュージーランドで共同開催されている女子ワールドカップ(W杯)に臨むなでしこジャパンメンバーにMF猶本光やMF清家貴子、DF高橋はな、石川璃音が招集されている。
連覇が懸かる3年目のWEリーグに向け、浦和Lは公式サイト上で「2023-24シーズン 三菱重工浦和レッズレディース ユニフォームについて」として、その概要をアナウンス。昨年12月にも案内済みとしたうえで、新シーズン用ユニフォームの一般販売が行われないこと、また選手のネーム ナンバー圧着の受付予定もないことを記している。
選手着用ユニフォームはファン、サポーター向けに販売されるのが一般的だが、新シーズン前に“販売なし”が事前告知されるという異例の事態とあってファンの間ではさまざまな意見が噴出。SNS上では「なんで?」「これは有り得ない」「これじゃあWEリーグが盛り上がらない」「受注生産でも良いので買えない?」などの指摘が寄せられた。
また、2011年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーである元なでしこジャパンFW永里優季(シカゴ・レッドスターズ)も、クラブの投稿に反応。自身のツイッター上に「昨シーズンリーグ優勝した日本のクラブが、何の説明もなく来シーズンのユニフォームを販売しないと発表しました…応援している選手のユニフォームが買えないなんて想像できますか?」と綴るなど、疑問視する声が相次いでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)